高パフォーマンスのワークプレイスをAIにより実現、その先駆的な取り組みとは？

全てを変えた生産性の向上

その全ては、AAMI社の最高経営責任者（CEO）であるSC Ho氏とAIツールChatGPTとの一見シンプルなやりとりから始まりました。 Ho氏は、中国、マレーシア、香港、シンガポールにある製造工場やオフィスの2,000人のスタッフに送るAAMIの月刊ニュースレターを、英語と中国語の両方で簡単に起草できるChatGPTの能力に魅了されました。 ChatGPTの翻訳とテキスト生成機能に感銘を受けた彼はGenAIツールを使うことにより、AAMI社のデジタル業務を、クラウドとAIの新時代に完璧に対応するハイパフォーマンスなワークプレイスに作り変える、より大きなチャンスを見出しました。 そしてHo氏は、AI、IoT、5G、スマートシティのような最先端技術により推進されるようになってきているセクターにおいて、AAMI社の対応力と効率性を高めることができる新しい働き方に関する洞察を得たのです。

AAMI社のアプローチは明確で、ビジネスが成功するためには、改革が不可欠であるというものでした。そしてHo氏の先見性により、Copilot for Microsoft 365はAAMI社の従業員の考え方を変革し、情報と知識を共有する新しい方法を取り入れるよう促すソリューションとなりました。 この変革は、生産性を向上させ、従業員をより付加価値の高い業務に向かわせることを目的としたもので、AAMI社が半導体業界におけるリーダーシップを維持するために不可欠なものでした。

Copilot for Microsoft 365によって古いビジネス習慣がどのように変わるのか

顧客重視の未来を築くというビジョンを持つAAMI社は、SoftwareOneとの継続的なパートナーシップを通じて大きな一歩を踏み出しました。 また、SoftwareOneと協力してMicrosoft 365の社内導入に成功したAAMI社にとって、Workplace AIテクノロジーで次の飛躍を目指すことは非常に理にかなっていました。 Microsoft 365の基盤がすでにしっかりと確立されていたこともあり、Copilot for Microsoft 365の提供が発表されるとすぐにAAMI社がアジアで最初にCopilot for Microsoft 365を検討する企業の1つになることは、自然かつ戦略的な流れでした。

顧客中心の未来を築くというビジョンを掲げるAAMI社は再びSoftwareOneと提携し、Copilot for Microsoft 365を一般提供開始の最初の週に、社内における最初のユーザーグループに導入し、香港で最初にCopilot for Microsoft 365を導入した事業拠点の1つとなりました。 また、この変革の中心となったのは、Ho氏が従来のオフィス習慣からの脱却に関心を寄せていたことでした。 具体的には、会社のクラウド・ストレージ・ソリューションであるOneDrive for SharePointではなく、個人PCのドライブにファイルを保存するといった古い習慣をやめさせようとしたのです。 古い方法を使用していると、社のセキュリティ体制に影響を及ぼし、コンプライアンスリスクが高まり、その様な状況が維持された場合、Copilot for M365のメリットが減少することになります。 Ho 氏はまた、AAMI 社が社内からの変化や新しいアイデアを大切にする革新的な企業であることを、半導体業界の顧客に示すことも目的としていました。

彼はCopilot for M365を、単なる自動化ツールではなく、AAMI社のスタッフの働き方や考え方を根本的に変える手段と考えていました。

この業界で生き残るためには、イノベーションが必要です。従って私はCopilot for Microsoft 365を単なる自動化ツールではなく、スタッフの考え方を変革するものだと考えています。」とHo氏は語ります。「当社は1980年にスタートしましたが、長い歴史を持つことで、古い仕事のやり方に社員が安住してしまうことが社の負担になる危険性があります。そのため、Copilot for M365を導入することで、従業員に試練を与え、コンフォートゾーンから脱却させたいのです。新しいツールの導入により、従業員に新しい働き方、情報や知識の共有の仕方を体験させることができます。こうした取り組みにより、当社は生産性を向上させ、スタッフをより付加価値の高い業務に向かわせることができると思います。

– AAMI社、CEO、SC Ho氏

SoftwareOneのCopilot アドバイザリサービスは、厳選されたアーリーアダプターを対象に、単なるガイダンス以上の包括的な導入支援を通じて、AAMI社の初期導入の成功を保証します。このプログラムでは、デジタルプラクティス管理ツールであるCopilot for Microsoft 365の細部にわたる知識と、AAMI固有のニーズに合わせてその機能を最適化する方法を参加者にお伝えします。例えば、Copilot for Microsoft 365は、OneDriveに保存されたファイルからしか学習できませんが、SoftwareOneは、ローカルドライブへのファイル保存がAAMI社の環境におけるCopilot for Microsoft 365のパフォーマンスにどのように影響し、AAMI社のデータをリスクに晒すことになるのか（ノートパソコンの紛失やランサムウェアによる侵害の場合など）を示すことで、AAMIのスタッフがこの習慣を改めることをご支援致します。

アドバイザリサービスからの主な提言：

• AAMI社へ導入のMicrosoft 365 の価値を向上させる。
• OneDriveを包括的に使用し、AAMI社のデジタルオフィスを近代化し、セキュリティ体制を改善し、Copilot for M365の価値を最大化する。
• AAMI社が適切な意思決定を行い、従業員が Copilot for Microsoft 365 を迅速に導入し、その利点を最大限に活用できるようにするために必要なプロセスを設定することで、導入と変更管理を改善する。