20万USドル
のAWSクラウドコストを3年間で削減
SoftwareOne導入事例
国際的な宅配便および物流業者は、持続可能な物流サービスで世界中のより多くの人々にサービスを提供したいと考えていましたが、 AWS Marketplaceを利用したソフトウェア調達プロセスの合理化と、クラウドの使用量と支出の新たな可視化により、クラウドでの配送ネットワークを高いコストパフォーマンスで拡大することに成功しました。
2020年から2021年にかけてのパンデミックの間、人々がほとんどすべてのものを宅配に頼るようになったため、ある国際宅配便会社はかつてないほど多くの荷物を配達していました。 サービスに対する需要が高まるにつれ、この物流業者は、毎日1億件を超えるデータを管理し、顧客に優れたサービスを提供するために、クラウド・コンピューティングへの依存度を高めていきました。 そこでの課題は、AWSクラウドの使用量とコストが急速に上昇し、複数の国にある子会社全体で使用量と課金を管理することが負担になってきたことでした。
このロジスティクス企業は、クラウドの使用状況を可視化し、請求やソフトウェアの購入を容易にし、支出を管理する方法を必要としていました。そこで、信頼できる長年のパートナーであるSoftwareOneに協力を依頼したのです。
のAWSクラウドコストを3年間で削減
のAWSアカウントについてアウトソーシング、請求業務を効率化
の完全なる可視化を実現 - 全子会社におけるAWSクラウドの利用状況について
2020年から2021年にかけて、この会社は過去最高の宅配便収益を計上しました。このビジネス成長の結果、毎日1億件以上という膨大な量のデータを処理する必要がありました。また、顧客が目にする情報が常に最新のものとなるよう、ほぼリアルタイムでデータを統合する必要もありました。しかしそのためには、高速で信頼性の高いITインフラ、しかもコスト効率と透明性の高いITインフラが必要でした。
すでにAWSを利用しながらも、この会社はサービスの利用状況やコスト管理、リソースの最適化について可視化できていませんでした。この会社はまた、ビジネスの成長をサポートするためにAWSのクラウドサービスを追加する予定でしたが、全社的なソフトウェアの消費、サブスクリプション、ライセンスを管理するためのより良い方法が必要でした。もう1つの課題は、利用コストを各子会社に割り当てることでした。AWSからの膨大なコストレポートをアナログな方法で配分してゆく作業は、時間のかかる面倒な作業でした。
SoftwareOneはAmazon Web Services (AWS)と協力し、この会社の既存のIT環境を評価し、AWSクラウドの使用と支出を一元的に把握し、コストを削減し、ソフトウェア調達を合理化するための3か年計画を策定しました。より迅速で容易な調達のためにAWS Marketplaceを利用し、AWS Enterprise Discount Program(AWS EDP)と組み合わせることで、現在、200,000米ドル以上のコスト削減を見込んでいます。SoftwareOneのPyraCloudを介したクラウド消費データへの一元的なアクセスにより、この会社はコストを効果的に管理し、予算の計画と管理を容易にするために必要な情報を得ることが可能となっています。
実現できたことは何か?詳しくご説明します。
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現在、このロジスティクス企業は、企業全体におけるAWSクラウドの利用状況を一元的に把握できるようになっています。 ソフトウェア調達が容易になったメリットについて、ソフトウェア&クラウド調達の責任者は次のように述べています。
「我々はAWS MarketplaceのSoftwareOneを通してソフトウェアを購入しているので、より安価な価格で調達できるだけでなく、調達プロセスを一本化できるというメリットもあります。 AWS Marketplaceの簡単で迅速な利用により、私たちの本社でのソフトウェア購入業務は合理化され、多くの時間を節約できています。」
クラウドの利用状況をリアルタイムで把握できるようになったことで、より迅速な意思決定と消費量の管理が可能になり、成長と持続可能性の目標に貢献できるようになりました。「PyraCloudがもたらしてくれたメリットは非常に大きい」と、ソフトウェア&クラウド調達の責任者は語ります。 例えば、検索機能を使用することで、同社は以前、各国に散らばる関連企業における多種多様な社内システムからそれぞれ個別に入手することしかできなかったAWSの消費データに、一元的かつ迅速にアクセスできるようになったのです。
「今では、ワンクリックするだけで、ローカル・プロジェクトであれ全社プロジェクトであれ、子会社の個々の消費パターンがどのようなものかを直接見ることができ、コスト管理、可視化、そして予算計画の改善に役立っています。」
PyraCloudが提供するもう一つの利点は、既存の消費データに基づいて将来のクラウド利用シナリオを予測できることです。「これまでの経験から、この計算が80~85%の確率で正しいことが分かっています。 昨年も年間計画を立てる際にこの予測に頼りましたが、予想が正確に当たったことに大変驚きました。 今後も、当社でAWSクラウドサービスの年間予算計画を立てる際には、PyraCloudの予測結果を信頼し活用していこうと思います。」とソフトウェア・調達部門の責任者は語っています。
この新しい可視性は、プロダクトマネージャやプロジェクトマネージャがAWSクラウドサービスの使用方法における非効率性を特定し、セキュリティの改善が必要な領域を特定するのにも役立ちます。 そしてプロダクトマネージャーは、個々のニーズに合わせたSoftwareOneのレポートを通じて、種々の分析や推奨事項にアクセスすることができます。 ソフトウェアと調達の責任者は、次のように述べています。
「PyraCloudは、クラウドへの投資を最大限に活用するために、データ主導のアクションを通じて、クラウドのコスト管理を監視し、積極的に影響を与えるための全く新しい手段を提供してくれます。 これにより、非常に費用対効果の高い方法で配送ネットワークを拡大し、より持続可能な配送ソリューションでお客様により良いサービスを提供することができます。」
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