SoftwareOne導入事例

完全なコントロールを取り戻す

通信事業会社がSAPライセンスへの理解を深めることで、コントロールを取り戻し、SAP社の監査を成功させることができました

APAC地域で接続とデジタルインフラを提供する大手通信事業会社は、SAPのライセンスと準拠した使用方法を明確にできなかったため、SoftwareOneに間接使用を含む総使用量アセスメントの実施を依頼しました。この課題は、SAPソフトウェアの使用状況、条件、およびライセンス費用を最小限に抑えながらコンプライアンスリスクを軽減する方法を特定するために、顧客に完全な可視性を提供することでした。偶然にもこのアセスメントの最中に、この大手通信事業者はSAP社から監査の通知を受け、SoftwareOneに追加の監査サポートを依頼することになりました。高度なSAP監査の専門知識を持つSoftwareOneは、プロセス全体を通してガイダンスを提供し、監査を成功に導きました。必要な成果物やSAP社とのコミュニケーションは、監査のすべての側面でうまく管理されました。

お客様: 大手通信事業会社
業界: マスコミ
サービス: SoftwareOne SAPライセンス＆コマーシャルアドバイザリサービス、SoftwareOne SAP監査サポート
国: Malaysia

SoftwareOneにライセンスアドバイザリを依頼し、チームへの徹底的な指導を受けました。私たちは、計画を立て、額面通りには何も受け入れないことで、トップに立つことができました。

お客様について

APAC地域で接続とデジタルインフラを提供する大手通信事業会社で、同国最大の政府系企業の代表格

課題

この通信事業会社がSoftwareOneに依頼したとき、SAP社はAPAC地域で複数の監査を実施しており、間接使用のコストは課題となっていました。

この通信事業会社は社内でSAMを実践しておらず、SAP社の監査に直面する自信がありませんでした。そのため、明確な環境の概要とコンプライアンスの理解を必要としていました。同社のSAPライセンス契約は10年以上前に締結され、その間にいくつかのSAP製品を購入・展開していました。経営陣はSAP環境について明確に把握できていませんでした。EULAに定義されたライセンス条項が不明確で、使用状況を簡単に測定・特定することができなかったのです。特にSAPライセンスの間接使用に関するコンプライアンスギャップとリスクを特定するための支援を必要としていました。また、SAP社とのライセンス交渉において高いリスクを抱えていたため、SoftwareOneの専門知識とサポートを必要としていました。

ソリューション

SoftwareOneは、すべての契約、資格、製品使用権を網羅する完全な契約分析を行いました。すべてのユーザーカテゴリーとエンジンにおけるSAPソフトウェア使用の詳細な評価により、間接使用を含むSAPライセンス条項と使用の関係を示す包括的なレポートが作成されました。このレポートでは、約228億円（2億ドル）以上の初期リスク評価が確認されました。SoftwareOne は、さまざまな最適化および緩和活動を実施するよう推奨しました。その結果、SAP社にデータを提出する際に、コンプライアンスギャップは確認されませんでした。

SoftwareOneは、SAP社とのすべてのコミュニケーションにおいてこの通信事業会社を支援し、監査中に必要なレポートの提出を指導しました。共有されるデータを完全に理解することで、プロセス全体を通して完全にコントロールし続けることができました