Microsoft CSP 対 EA：CSPに切り換える5つの理由

Microsoft Cloud Solution (CSP)プログラム とMicrosoft Enterprise Agreement (EA) の違いは？

Cloud Solution Provider (CSP) プログラムは、Enterprise Agreement (EA)に代わる契約タイプを表しています。どちらが組織に最適かを決定する際には、違いを検討することが重要です。

EA は包括的なソフトウェア ライセンスであり、以下を含みます：

• お客様とMicrosoftの間で締結される3年間の契約で、Microsoft パートナーによって仲介され、価格を固定することができます。
• 企業がライセンスをある程度最適化するための年次調整プロセス (補正発注)。これは、少なくとも1年間は従業員数が安定している場合に有益です。
• 最も効果的な価格で利用が可能 （潜在的な割引を含む）
• 最新のオンプレミスおよびクラウドソフトウェアのバージョンにアクセスできます（完全にオンプレミスの場合は、MPSAの方が適しています）。
• 予測可能で計画された支払いが可能

対照的に、CSPは以下を提供します：

• 様々な規模の組織に適しています。
• 組織の変化に応じて調整可能なスケーラビリティをもちます。
• 最低ユーザー数の要件がありません 。
• 柔軟な請求オプション
• クラウド使用量に応じた支払いのみを保証するコミットメント期間を選択できます。
• Microsoftパートナーからの付加価値サービス（請求、支出管理、24/7の技術サポートを含む）があります。

なぜCSPが組織に適しているのか

CSPに切り替えることで、組織はITコストを平均10-20%節約できることをご存知ですか？ つまり、Microsoftのライセンスを見直し、CSPを検討することで、組織に大きなメリットをもたらすことができます。さらに、多くの組織は、現在のライセンスモデルがもはや絶えず変化するビジネスニーズに適合していないと感じています。そこで、CSPは次のような解決策を提供します。

CSPを検討すべき5つの理由

1. 使用した分だけ支払うことで、コストの最適化が可能になります：より柔軟なモデルに移行することで、コストを管理しやすくなります。CSPでは、前払いのコミットメントがなく、使用した分だけ支払うため、特にビジネスニーズが変動する組織にとっては大幅な節約につながる可能性があります。
2. 柔軟性を得ることができます：ライセンスモデルを見直すことで、支払いオプションの柔軟性が増し、組織の特定のニーズに合わせてサービスを調整することができます。これは、成長している変動の多い組織にとって特に有用であり、コミットメントなしで迅速にスケールアップまたはスケールダウンする必要がある場合に役立ちます。
3. サポートとトレーニングを受けることができます：CSPに移行することで、24時間365日のカスタマーサポート、インシデント管理、支出および使用管理、そしてCSPパートナーからのトレーニングを受けることができます。これにMicrosoftに投資することで、チームが最新のツールや技術を効果的に使いこなせるようになります。また、パートナーはデジタルトランスフォーメーションを推進する支援もいたします。
4. 単一の連絡窓口： ライセンスやサービスの管理は複雑な作業です。契約を見直し、CSPモデルに移行することで、継続的なライセンス管理と、すべてのMicrosoftサービスに対する単一の連絡窓口の利点を享受できます。SoftwareOneと協力することで、すべての契約を一つの簡単な クライアントポータルで管理できるようになります。これにより、管理業務の負担が軽減され、ITチームの負担が減ります。

New Commerce Experience（NCE）を追加することへの利点

「New Commerce Experience」は、CSPプログラムのサブスクリプションタイプです。これにより、1か月、12か月、または36か月のサブスクリプション期間を固定することができ、組織のニーズに合わせた柔軟な対応が可能になります。さらに、年間サブスクリプションの割引や一時的なサブスクリプションの定額月額料金などのプロモーションも利用できます。これにより、CSPは従来のEAに代わる魅力的な選択肢となり、同様の利点を持ちながらも、より柔軟性があります。